Planet Journal 惑星日記 山崎美弥子|vol.19 生まれ変わる
わたしたちの生活がある天国 131 番地の丘は、十二カ月を通じていつも、砂色に乾いてる。
もっと読むわたしたちの生活がある天国 131 番地の丘は、十二カ月を通じていつも、砂色に乾いてる。
もっと読む常夏の島の空の青から、雪の白のかけらたちが堕ちて来たなら、きっとこのうえなく幻想的で、深くこころに刻まれる、聖なる風景となることだろう。
もっと読むいにしえの時よりこの島々で、もっとも知られている言葉のひとつ、それは「アロハ」だろう。
もっと読むかすかに聞こえて来るハミングみたいにささやかに、でも、確実に訪れる常夏の島の秋の気配…。
もっと読む褐色の肌に、海の底みたいに、深く透き通る瞳を持つアンティ・アネット。彼女に誘われ、五十五歳以上だけがジョインできるフラのクプナクラスに通うようになったのは…
もっと読む島の八月も終わる。天国 131 番地の丘に建つこの家では、過ぎ去った季節たちと変わることなく、この島を産み落とした母であるという女神が吹かせるその風が…
もっと読む「見ちゃだめ!」 驚いて目覚める日曜日の朝。逆らうことはできそうもないその無邪気な声に従って、声の方角から目を背け、ベッドルームから脱出して庭に出た。音を立てないように。
もっと読むマンゴウの味は、ピーチのそれに類似する。わたしが、島の向こうの、遠い大都市(まち)で暮らす少女だった頃、マンゴウを食べたことは一度だってありはしなかった。
もっと読む夜明けまえと日暮れあと、天国131番地の家があるこの丘には、野生の鹿たちが訪れる。彼らは時に、五十頭あまりもの群れになってやって来る。
もっと読むわたしとレビーが船上の人生の幕を下ろして、船を手放したあの日。歳月は過ぎ去り、再び船に出会う運命が訪れた。そう、もう一度わたしたちはセイルボートを手に入れたのだ。
もっと読むフラリとリウラ。輝きと黄昏。そんな対照的な名を授かった島の姉妹。ユーカリ香る道を抜け、ペニンシュラ(半島)を一望する秘密の展望台へ…
もっと読む遠い島へと旅をした。その島は1000年の森の王国であるという。そこは、水の精霊たちの住まうところ。
もっと読む「あの坂を上ってみよう。」偉大なる、愛しき人という名の坂道。道の両脇に窮屈な三次元世界から溢れ出さんばかりに咲き乱れた、一面の黄色いワイルド・クリサンセマム(野菊)。…まるで天国の風景みたい。
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