TELMA｜テルマ

2022年SSコレクションよりデビューした＜TELMA（テルマ）＞。デザイナー中島輝道（Terumasa Nakajima）は、2010年アントワープ王⽴芸術アカデミー卒業後、DRIES VAN NOTEN に入社し、ドリス ・ヴァン・ノッテンのアシスタントとしてウィメンズデザインを担当。その後、⽇本的な物作りを学ぶために帰国し、 ISSEY MIYAKE にて、⼀枚の布という概念から独⾃のシルエット表現と国内産地との素材開発を学ぶ。西洋と東洋で培った経験を通して、時代を超える美しさや産地の知恵、受け継がれる伝統技術に学び、今までにない服の表情や動きを表現するための素材の開発や使い⽅を探求。服作りに関わる人たちのひたむきな姿勢や想いによって、いつもの⽇常がより豊かになるような洋服を目指している。

2025AWコレクションについて
「仕事帰りに真夜中の表参道を歩いていた際に⽬にした、誰もいない街の中でショーウィンドウが煌々と輝いている様⼦に、どこか「クリーピー（不気味）」でありながらも⼦供の頃に感じたような夜のワクワクする⾼揚感から着想を得て、「夜」をテーマにしています。夜はすべてから解放される瞬間であり、⾃分⾃⾝と向き合い、本来の⾃分に戻るための特別な時間です。それは私が本当に幻想にふけることができる唯⼀の時間でもあり、現実と幻想の領域を⾏き来し、少しシュールな本質を捉えたコレクションを作りたいと思いました」

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