高橋朋子 茶碗《prism盌 うみやまんだら》（T4）

白磁に色釉と金属箔を組み合わせた金銀彩を中心に、美しく繊細な模様の加飾を施す陶芸家、高橋朋子。豊かな自然の中で育まれた感性から生み出される独自の幾何学的な模様はどこか異国情緒も感じられる。

夏の海と山の曼荼羅をイメージした茶碗《prism盌 うみやまんだら》。prismシリーズは、白蝶貝のようなキラキラと輝きのある釉薬を施し、その上から銀色でモチーフを描き、焼いた後、磨きをかけることで増す輝きと光沢感が特徴です。

「海と山に生きる動植物全て、自然界の生命をリズミカルな模様で表現しています。珊瑚のようにも、葉のようにも見える。海でも山でもあり、どちらでもない。曖昧に抽象化することで、生命の力が茶碗の中に広がっていくイメージです」

・手作りの品のため、サイズや形状、釉薬のかかり方、色味などは個体差があり、写真と異なる場合がございます。